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【板倉あつし 菜湯紀】冷え性、うつ症状を改善 いわき湯本温泉、旅館「こいと」と「元気になる和風朝食」 福島県いわき市

 福島県いわき湯本温泉の開湯は奈良時代、傷ついた一羽のタンチョウを、湧き出る湯で手当てした旅人のエピソードで始まる。その後は湯治の名所として栄えたが、明治期の石炭採掘の影響で地表への湧出が止まる。炭鉱との協議の結果23年後に復活を遂げて今日に至る温泉地だ。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。泉質別適応症はアトピー性皮膚炎、抹消循環障害、冷え性、うつ症状の改善など。源泉温度は58度、PHは8の弱アルカリ性。

 旅館「こいと」は露天風呂、あつ湯とぬる湯のすべてを毎日換水清掃、源泉の流入コントロールで、加水加温循環ろ過消毒を一切行わない正真正銘の源泉かけ流しを実現している。

 宿泊は朝食付きが基本だから、夕食は温泉街で自由に楽しむも良し、館内のダイニングでもオーダーができる。朝食はインスタ映えする「元気になる和風朝食」で、サラダ、南瓜煮物、こんにゃく刺身、オムレツ、浅漬け、福島の郷土料理「いか人参」、焼魚、生卵、納豆、海苔、味噌汁、ご飯とボリューム満点。これで1000円、コスパ良好だ。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■いわき湯本温泉 旅館「こいと」 福島県いわき市常磐湯本町笠井1番地。(電)0246・42・2151。平日2人1室1泊朝食1万1000円から。詳細はWEBで。

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