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【夕刊フジ人生相談駆け込み寺】進学、就職、結婚…親の言いなりの人生に疑問 舞の海氏「後ろ向きにならず『縁』を大事に」 (1/2ページ)

 ■今回のお悩み

 親の言いなりに、歩んできた自分の人生に疑問を感じています。高校や大学、就職するときも親の意見に従ってきました。行きたい大学やなりたい職業も別にあったんですが、「そんなとこダメだ!」といわれて変更しました。結婚も、親に勧められた見合いで決まりました。別に不幸というわけではないんです。でも、「自分の人生なのに、これでいいのか?」と思うんです。こんなことを考えるのは、ぜいたくなんでしょうか。 (会社員・男性 39歳)

 ■回答者 大相撲解説者・舞の海氏

 本当に嫌ならどれだけ反対されても、行きたい道に進んだはずです。人生を賭けてまで挑戦したいという気持ちがなかったので、親に従ったのではないでしょうか。

 私はプロ入りの際、母から猛反対されました。母からすれば、先の見えない世界よりも、安定した人生を歩んでほしかったようです。でも、私は挑戦したいという気持ちが強く、誰に反対されても進むつもりでした。

 ただ、どこの相撲部屋に行くかについては、自分の意思ではなく、大学の指導者の勧めで出羽海部屋に入門しました。それが良い結果につながったんです。

 部屋に入ったことで、師匠(元横綱佐田の山)と出会うことができました。現在、大相撲解説者という仕事をしているのも師匠との「縁」があったからです。

 もし、師匠から「相撲界に残って親方をやれ」と言われていたら、そうしたかもしれません。しかし、師匠が私に言ったのは、「相撲界を中から支える人も大事だけれど、外から支える人も大事だ。必ずしも部屋に残らなくていい。お前だったら、外から支えることができる」という言葉でした。

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