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【ゆる登山はじめました】同じ難易度の山でも成長できる! 回数を重ね、経験値を上げていくのも立派なステップアップ (1/2ページ)

 山歩きを始め、回数を重ねていくと、山歩きが楽しくなってきます。慣れてくると、もう少し高い山に行きたい、もっと長い時間歩いてみたい、山の中で泊まってみたい…と考える方も多いと思います。経験を重ね、今までできなかったことや困難だと思っていたことができるようになっていく。自分の成長を実感できる「ステップアップ」は楽しく、うれしいものです。

 今度はどんな山にいこうかと考えるとき、私がお伝えしたいのは「山のレベルを急激に上げない」ということです。特に山を始めて間もない、体力に自信があるような方ですと、塔ノ岳を日帰りで歩いたら次は八ケ岳、その次は槍ケ岳…という具合に、ひとつうまくいくとすぐ次のステップへ進みたい! と考えがちです。

 しかし、登山の技術や経験は1度歩いてすぐ身に付くものではありませんし、何度も歩いたから大丈夫、というものでもありません。以前、山岳ガイドの方にお話をうかがったとき、「登山のレベルアップは、階段を登るように山の難易度を上げていくのではなく、地面を何度も踏んで、踏み固めてから一歩上に踏み出すもの」とおっしゃっていました。

 登る山の難易度を上げるのは、ある意味分かりやすい「ステップアップ」ですが、山の難易度はそのままでも回数を重ね、経験値を上げていくのも立派なステップアップです。

 同じような難易度の山を何度も歩くと、よい条件で歩けることもあれば、悪天候、体調不良など条件の悪いこともあります。悪条件にうまく対処できるときもあれば、失敗してつらい思い、怖い思いをすることもあるでしょう。

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