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【日本の元気】福井国体開幕! 2300人による世界最高の記念写真 (1/2ページ)

 9月29日は福井国体(国民体育大会)の開幕日。国体は各県がスポーツを競う国内版のオリンピックで、「福井しあわせ元気国体」は73回目。開会式には天皇・皇后両陛下がご臨席されるが、両陛下にとっては最後の国体という特別な意味がある。少し遅れて開催の全国障害者スポーツ大会(障スポ「福井しあわせ元気大会」)は18回目だ(10月13日が開会式)。こちらの開会式には皇太子さまがご臨席される。

 開会式では、選手入場などに続き開会式典が行われるが、式典前の30分間に式典演技がある。私がその総合プロデューサーの任を受け、準備を開始したのは4年前だった。わずか30分のために4年もかけたのは、かつてない最高の演技を創り上げようという福井県民の思いを受けたからだった。私は、テーマを「アスリートたちへ贈る賛歌」とした。

 開会式6日前の9月23日、最後のリハーサル達成時に記念写真を撮った。この写真を見た数人から「みんな笑顔ですけど、なぜ?」と同じ質問を受けた。

 写っているのは、音楽に合わせて踊るバレエやヒップホップ、チアダンスなどの踊り手、吹奏楽団や障害者ら、およそ2300人だ。数万人を動員するプロイベントは珍しくないが、この演技は県民、アマチュアの混成チームで、3歳の子供から76歳の女性まで参加。台風の余波の大雨の中での練習もあった。異質なダンスがともに一つの表現をする困難に誰もが頭を抱えた。そして迎えた最後のリハーサル。ひとりひとりの出演者が、とてつもない「元気」を発揮し演技を達成、「しあわせ」をかみしめている瞬間の記念写真なのだ。

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