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【大崎裕史 麺喰いにつき】ベルト並みの幅広手打ち麺「ビャンビャン麺」がついに日本に (1/2ページ)

 昨年、中国・甘粛省の蘭州拉麺店が続々オープンして話題になった。今度は中国・陝西省の「ビャンビャン麺」の新店が9月19日、東京・八丁堀にオープン。「秦唐記」という店だ。

 私は2012年、中国西安に行って麺(中国では面)の食べ歩きをしてきた。世界一中国の麺に詳しい中国麺類文化研究家の坂本一敏先生の案内で大変勉強になり、楽しかった。その時出合った麺で面白かったのが「ビャンビャン麺」。

 ベルト並みの幅広手打ち麺である。こういうのを日本で出せば面白いのに、と思っていた。そしてその「ビャンビャン麺」の新店がオープンしたと聞いて、即訪問。店頭店内に「ビャンビャン麺」の説明が多数。ビャンビャン麺専門店と言ってもいい。

 その特徴は手で打った幅広麺である。ポピュラーな食べ方は油溌面(油そば)=ヨウポー麺、と呼ばれている。それを頼んでみた。店内で麺打ちをしており、注文が入るとベルト状までに仕上げている麺帯をさらに手で伸ばし、延ばし、そして茹でる。少し時間がかかるがこの麺だとしようがない。

 麺の上に茹でキャベツとサイコロ状にしたチャーシュー。少し唐辛子。醤油ダレとよく混ぜて食べる。温かいモチモチ麺と冷たいコシのある麺を選ぶことができる。私は温かい方を選択。麺は思ったほどの幅広ではなく、長くなった刀削麺みたいな感じ。

 本場で食べたものはワンタンを長く延ばして麺になった感じだったのでちょっと拍子抜けしたが味はなかなか良かった。日本向けに食べやすくしたのかもしれない。

 そして知人から教えてもらったもう1軒が秋葉原にある「中華料理 慶」。店頭には「日替わりランチ」が紹介されており、毎週木曜がビャンビャン麺と書いてある。それ以外の日は食べられないのか、店内に入って聞いてみたら「大丈夫」との返事。

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