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【阿部亮のつぶやき世界一周】宝くじのしくみ 当せん総額50%は少額の当たりに配当

 今回も宝くじについて。

 30日に抽せんされる「ハロウィンジャンボ宝くじ」。当然、宝くじは高額当せんを目指して買うモノで1等3億円と1等の前後賞合わせて5億円に目がいきがちだ。

 だが、宝くじの公式サイトによると、当せん金の分配は1ユニット1000万枚中、7等300円が100万本(10枚セットで買うと必ず1枚当たる)、6等3000円が10万本(当せん確率1%)、5等1万円が1万本(当せん確率0・1%)で、当せん総額約14億2000万円の約50%は、これら少額の当たりに配当されてしまう。

 また本数ベースでは、合計111万2135本が当たる(当せん確率約11・12%)のだが、そのうち100万本の7等を含んで99・8%が、5等以下で占められる。

 つまりこの宝くじは、10枚3000円を1パックとして、7等300円はキャッシュバック。残り2700円×参加人数×平均購入枚数をファンドとして、連番で買った1人に5億円、またはバラで買った1人に3億円、2人に1億円、3人に1000万円、30人に100万円、1099人に10万円、1000人に5万円を分配する仕組みなのだ。

 そして「次回も参加してね」の意味で、100枚に1枚の割合で3000円と、1000枚に1枚の割合で1万円が払い戻される。

 ジャンボ宝くじは他にも1等と前後賞で10億円が当たる年末ジャンボ、7億円が当たるサマージャンボなどがあるが、1等の配当が増えると、1万円の当たりを無くしたり、10万円の当たりを減らしたりと上手に調整するので、販売総額に対する配当率約47%は変化無し。

 ■阿部亮 北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周。ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のメインパーソナリティ。ミャンマー、ネパール、カンボジア、ブルキナファソ(西アフリカ)に12校の学校を建設している。