【外食・コンビニ健康法】6種類の野菜が生野菜換算で約190グラム 「1/2日分の野菜とベーコンのペペロンチーノ」 (1/2ページ) 外食・コンビニ健康法
食事の最初に野菜を食べることを「ベジファースト」といいます。この言葉はずいぶん世の中に定着してきたようで、ご存じの方も、実践している方も多いようです。
ベジファーストのメリットは、たくさんあります。食物繊維を最初に食べることで、満足度が上がることや、しっかり噛むことで唾液が出て消化が高まること、さらに食物繊維によって糖や脂質の吸収が抑えられることがあります。そして何よりも、「食事の最初に食べる」とルール化することでわかりやすくなり、実施しやすいということです。
では、野菜を食べるのは食事の最初にしか効果がないかというと、もちろん、そうではありません。食事中に野菜を食べることも良い効果をもたらします。しっかりと噛んで野菜を食べることで、満足度も上がり、食べ過ぎを抑えてくれます。また少量ではなく、しっかりと野菜量を増やすことで、カロリーや糖質、脂質などを抑え、ビタミン、ミネラル、食物繊維を増やすなど自然とバランスを整えるメリットがあります。
では、どのぐらい野菜の量を摂るべきでしょうか。厚生労働省が提唱する健康づくりの指標『健康日本21』では、1日の野菜摂取目標量は350グラムと設定されています。この350グラムとはどのぐらいの量なのでしょうか。「手のひら3杯分」という目安をよく伝えますが、なかなか把握するのが大変です。