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【マンガ探偵局がゆく】実は会社員経験なかったサラリーマン・マンガの“生みの親” (1/2ページ)

★ミッション(55)サラリーマン・マンガはいつごろから?

 政府がサラリーマンの定年を70歳まで延長する方針を出した。これを聞いて「まだまだ働ける」と喜ぶ人もいれば、「いつまで働かすつもりか」と怒る人も。自営業の当探偵局長に定年はないのだが、今回はサラリーマン氏からのこんな依頼を取り上げてみた。

 「サラリーマン・マンガが好きです。なんども挫折を味わいながら立ち上がる主人公たちの姿を見ていると、自分も不況などに負けないぞという気持ちになります。そもそもサラリーマンが主人公のマンガはいつごろからあるんですか?」(55歳・管理職)

 

 マンガは世相を反映すると言われているが、サラリーマン・マンガと呼ばれるジャンルほど世の中の動きと連動しているものはないだろう。長期連載されているものを読めば、景気の移り変わりや流行などが手に取るようにわかるのだ。

 会社を舞台にサラリーマンが主人公として活躍するマンガは週刊現代で1969年から現在まで続いている東海林さだおの『サラリーマン専科』と、ライバル誌の週刊ポストで園山俊二が同年に連載スタートした『花の係長』が嚆矢(こうし)とされている。

 2作品の登場は、この年に団塊の世代のうち47年生まれが22歳となりサラリーマン人口が大幅に増えたことと無縁ではない。

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