記事詳細

【いま注目の認知症保険】認知症診断保険金と予防給付金がセットになった新商品 (1/2ページ)

★(2)

 前回は、損害保険会社で取り扱っている認知症保険を紹介したが、今回からは、生命保険会社が取り扱っている認知症保険を紹介する。

 生命保険会社の認知症保険は、被保険者(保険の対象となる人)が、まだ認知症になっていない場合に、契約することができる。

 保険会社によって、その保障内容や給付金が支払われる要件などが異なる。

 太陽生命が今年の10月に発売した「ひまわり認知症予防保険」は、認知症と診断されたら支払われる「認知症診断保険金」と契約の翌年から2年ごとに支払われる「予防給付金」がセットになっているのが特徴である。

 「認知症診断保険金」は認知症と診断されたら支払われ、その後、認知症の所定の状態が180日継続したら「認知症診断保険金」の倍額の「認知症治療保険金」が支払われる。

 保険契約が有効になってから1年以内に認知症と診断されたり、所定の認知症の状態が180日継続した場合は、不慮の事故を原因とする場合を除き「認知症診断保険金」や「認知症治療保険金」は半分に減額される。

 「予防給付金」の保障は「認知症診断保険金」が支払われると消滅するため、その後は生存していても「予防給付金」は支払われない。

 「予防給付金」という名前は付いているが、使い方は限定されていない。「生存給付金」と同じだが、認知症の予防のためにも使える給付金ということで、このような名称がついている。

 認知症の中でも最も多いアルツハイマー病は、発症の約20年前から、脳の異変が始まるといわれている。やがて、もの忘れが激しくなると認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)の状態になり、放置すると約5年で半数以上が認知症になるといわれている。だが、MCIの発症リスクを早期発見し、予防に取り組めば、認知症の発症を防げる可能性が高くなる。

関連ニュース