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【大崎裕史 麺喰いにつき】研究熱心な店主は車椅子で奮闘中! バランスの良い清湯「醤油SOBA」 (2/2ページ)

 もう1軒は今月13日オープンの「麺屋 淳陛(じゅんぺい)屋」。前記の「砦」からも近いので連食も可能。今はまだ製麺所の麺を使っているが近いうちに自家製麺にするために製麺機も購入済みで慣れてから自家製麺に変える予定。

 2つの「ラーメン学校」でラーメンを勉強したらしく、かなり研究熱心。ワンタンに関してもまだ思ったようなワンタンの皮ができていないので券売機に準備しているが、納得がいくまで出さないんだとか。こだわりというか、頑固というか、ある意味、頼もしい。

 メニューには醤油SOBAと塩SOBAがあり、前者を食べてみた。スープは豚鶏の動物系と魚介系を組み合わせた清湯醤油。大きな個性や特徴があるわけではないが、バランス良くまとまっていておいしい。麺は低加水細麺ストレート。トッピングは低温調理チャーシューとメンマ、三つ葉、ユズ、ネギ。地元の幅広い層に受け入れられそうな味わい。

 なお、店主は車椅子で調理をしており、この店の頑張りによって、車椅子でラーメン店主を目指す人が増えるかもしれない。こういう店は応援したくなる。

 ■ラーメン耳寄り情報

 麺屋 淳陛屋(亀有) この11月13日オープンの新店。清湯スープに細麺を合わせた今風のラーメン。醤油味と塩味で提供しているが、自家製麺や新メニューの準備もあり、今後の進化も期待できる。アリオの近くなので買い物ついでに寄ってみよう。

 ■大崎裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2018年2月現在で1万2300軒、2万5000杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役、日本ラーメン協会理事。Webおよび携帯の「ラーメンバンク」を運営している。

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