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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】松戸発「胃・食道がん手術」のスペシャリスト 新東京病院消化器外科部長・消化器がんロボット手術センター長、岡部寛さん (1/2ページ)

★新東京病院消化器外科部長・消化器がんロボット手術センター長 岡部寛さん(49)

 千葉県西部の中核病院として、日本有数の治療実績を上げている新東京病院。先週は「大腸がん手術」の名手を紹介したが、今回は同院の「胃・食道がん手術」のスペシャリスト。同院消化器がんロボット手術センター長の岡部寛医師は、長く京大病院を中心に胃・食道外科医として実績を重ねてきた。

 特に腹腔鏡や胸腔鏡を用いた低侵襲手術において高い実績を誇る岡部医師は、今年10月から現在の病院に移籍。「3年間のアメリカ留学を除いて、本格的に関西を離れるのは初めて。日常生活ではまだアウェー感がありますよ」と笑うが、「病院の中は、関東と関西どころか、どこの国に行っても同じような雰囲気」と、落ち着きを見せる。

 同じ「上部消化管」でも、胃と食道は異なる臓器。どちらかを単独で専門にする外科医が多い中、岡部医師はどちらの臓器に対しても高い専門性を持つ点が強み。

 「専門領域というのは庭のようなもので、一歩外に出てしまうと不安になるもの。その点、胃と食道の両方を専門にしていると、双方にまたがるような病変にも“自分の庭”を出ることなく治療ができるんです」