記事詳細

【宴会シーズン突入「脂肪肝」を撃退せよ】“集中”運動の落とし穴…生活バランスを崩す誤った運動方法に注意! (1/2ページ)

★(4)

 宴会の飲み過ぎ食べ過ぎは、「脂肪肝」で肝臓にダメージを与える。これから忘年会・新年会を楽しむには、日頃から肝臓をいたわる必要がある。肝臓にたまった脂肪を燃焼するには、日常生活で筋肉を鍛えることが効果的なことは、前回までに紹介した。

 体重は減らなくても、規則的に運動を実践し、身体活動量を上げることがポイントになる。ならば、休日に集中してウオーキングをしようとする人もいるかもしれない。しかし、そこには無理があり、落とし穴があることも知っておこう。

 「脂肪肝を改善・予防するには、筋肉の量と質(機能)を向上させることが大切ですが、誤った運動方法で体を痛めて、運動の継続が難しい人が数多くいるのです」

 こう指摘するのは、筑波大学附属病院つくばスポーツ医学・健康科学センター健康アドバイザーの呉世昶(お・せちゃん)スポーツ医学博士。トレーナーとして、医師や栄養士と協力した運動療法で、成果を上げている。

 1日に30~40分程度「やや速歩」で歩くことにより、体重は変わらなくても脂肪肝の改善に寄与することは、呉氏の研究で報告されている。

 ところが、運動習慣のない人が歩き始めてしばらくすると、足首や骨盤、腰、膝に痛みなどを感じるようなことが起こりやすい。「脂肪肝を改善しなければ」と歯を食いしばって歩き続けるとさらに痛みは増し、「もうできない」と思う人が多いのだ。

関連ニュース