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【宴会シーズン突入「脂肪肝」を撃退せよ】専門家に聞く“ストレスを感じない”運動の継続法 (1/2ページ)

 こまめに動いて筋肉を強化すると、脂肪肝の改善・予防に役立つことを前回までにお伝えした。飲食の機会が増える時期には、食事を控えるのが難しいため、とくに体を動かす心掛けが大切だ。とはいえ、一念発起して「運動しなければ」と思うとストレスになり逆効果になるそうだ。いったい、どうすればよいのか。

 「運動にストレスを感じると長く続きません。運動は楽しみながら取り組み、長期間にわたって継続することで、脂肪肝はもとより健康に寄与すると考えていただきたいと思います」

 こう話すのは、筑波大学附属病院つくばスポーツ医学・健康科学センター健康アドバイザーの呉世昶(お・せちゃん)スポーツ医学博士。患者の状態に合わせたトレーニング法で、脂肪肝などの改善・予防の指導で成果を上げている。

 「運動をしなさい」と医師からいわれると、運動習慣のない人にとってはストレスになる。特に年末に向けて、仕事などでストレスがたまりやすい状況では、ストレスを感じる運動には取り組む気になれないだろう。それを解消すべく、呉氏お勧めの日常生活での軽い体操をご紹介しよう。少しの時間で取り組める簡単な方法だが、効果は絶大だ。

 「ハードな運動を1時間して、翌日は全くしないよりも、毎日10~20分、少しの運動を継続して行う方が脂肪肝の解消につながります。筋肉と肝臓は『筋肝連関』と称される臓器間のネットワークがあり、筋肉を毎日こまめに動かすことで脂肪肝の改善・予防になるのです。また、脂肪肝が改善すると筋肉の質も良くなります」

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