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【阿部亮のつぶやき世界一周】3大栄養素がいつのまにか「7大」に 何が増えた?

 先日、ラジオを聞いていたら管理栄養士が「7大栄養素を漏れなく食べるコトが健康を維持する上で非常に大切…」的な話をしていた。3大や5大栄養素は知っていたが、いつの間にか栄養素が7種に増えていて、よく分からないので調べてみた。

 われわれが日常食べている食品の成分は、栄養素と、そうでないモノに分類される。栄養素の定義は、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)により設置された「国際食品規格委員会」が決定しているので、いい加減に増えたわけじゃない。

 それによると、まずは、おなじみの3大栄養素「タンパク質・脂質・炭水化物(糖質)」は、身体の主要な構成物質であり、活動するためのエネルギー源となる栄養素だ。

 次に骨や血液など、身体を構成する重要な成分、また酵素などの構成要素で、生命活動に欠かせないが、体内で作ることができない無機物「ミネラル」。それと身体の機能調節や代謝促進のための有機物「ビタミン」を加えたモノが5大栄養素。

 さらに、以前は不要な成分とされてきた「食物繊維」が、さまざまな生理作用や体内での重要な働きがあることが分かったため6番目の栄養素になった。7番目はポリフェノール、リコピン、カロテン、カテキンなどでおなじみ、抗酸化作用や免疫活性作用のある天然の植物由来成分「ファイトケミカル」だ。

 6番目と7番目の栄養素は、必須栄養素とは異なり、摂取しなくとも欠乏症が起こることはないが、がんや生活習慣病の予防などに欠かせない重要な栄養素だ。

 ■阿部亮 北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周。ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のメインパーソナリティ。ミャンマー、ネパール、カンボジア、ブルキナファソ(西アフリカ)に12校の学校を建設している。