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【60億人に悦びを TENGAの未来図】高齢者の介護現場でも注目の「セクシャルウェルネス」 (1/2ページ)

 介護現場にTENGA商品を導入して、タブーとされてきた「高齢者の性の問題」に真正面から向き合おうという試みが始まっている。

 「介護業界はこれまで高齢者の性に対して真剣に理解しようとせず、目をそむけてきました。しかし、何歳になっても性欲はあります。それに気づいていても口外しないばかりか、対処するのが悪というゆがんだ考えが蔓延(まんえん)しています。TENGAと協働することで業界に対して啓発になると思ったのです」

 こう話すのは、高齢者の介護サービス業を全国展開する「株式会社いきいきらいふ」(本社・東京都台東区)取締役の福住尚将氏。

 近年、介護現場では利用者による介護スタッフへのセクハラ発言やセクハラ行為が問題視されている。特に入浴特化型デイサービスを主として展開(全32店)する同社の場合、スタッフが個室の浴室で介助する機会が多いため、少なからずセクハラがあったという。

 どうすればスタッフたちが嫌な思いをせずに気持ちよく働いてもらえるか。高齢で性欲があるのは悪いことではないし、逆に喜ばしいこと。体が不自由でも、適切に性処理ができていればセクハラが減るのではないか。そこで考えたのが、TENGA商品を知ってもらい性欲解消の1つのツールとして活用してもらうこと。TENGA社に協力を求め、お茶やお菓子などと一緒に自慰グッズの販売を始めた。

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