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【マンガ探偵局がゆく】ホームズが出てくるマンガでおすすめは? 悪の天才や可愛い姪にスポット当てた“外伝”の世界 (1/2ページ)

★ミッション(60)ホームズファンが喜ぶものある?

 当探偵局にぴったりの依頼がきた。

 「娘のために子供向けの『シャーロック・ホームズ全集』を買いました。懐かしくてパラパラと読み始めたらおもしろいのなんの。親子で全巻を読みきり、その後もドラマ版のビデオを借りるなど、わが家はすっかりホームズ・ブーム。ホームズが出てくるマンガでおすすめがあれば教えてください」(ワトソン、41歳)

 イギリスの作家、アーサー・コナン・ドイルがホームズ・シリーズの第1作『緋色の研究』を発表したのは1887年。名探偵シャーロック・ホームズと相棒のワトソン博士のコンビは、その後40年間に60もの事件を解決している。作品は130年以上の長きにわたって読み継がれ、依頼人のお嬢さんのような新しいファンを今でもつくっている。

 マンガ版は、小林たつよし作画の『まんが版 シャーロック・ホームズ全集』をはじめさまざまなコミカライズ本が出版されているが、今回は原作を少しひねった派生作品を紹介しよう。

 ホームズ・ファンの女子大生・原田愛里と大学教授・車路久がコンビを組んで、ホームズの謎に挑むのが、池田邦彦の『シャーロッキアン!』。「シャーロッキアン」とは、原作シリーズを「正典」と呼び、ホームズたちを実在の人物のように研究している人たちのことだ。

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