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冷え性の悩みに柑橘果実に含まれる「ヘスペリジン」 血圧上昇の抑制、血清脂質の改善などの効果も

 冷え性の人にとって辛い季節の到来だ。冷えは女性特有の症状と思われがちだが、男性の間にも手足の冷えやそれに伴う肩こり、疲れ、だるさなどに悩む人は多い。問題は血流にあるといわれるが、血管は年齢とともに老化し、カラダの隅々まで血液が行き渡らなくなり、冷え性を引き起こしてしまう。

 そうした中、最近注目されているのがみかんなどの柑橘果実に含まれるヘスペリジンというポリフェノールだ。

 「ヘスペリジンは毛細血管の透過性をコントロールして血管を強くする(ビタミンP)とともに、血流を改善する効果があります」と、りんくう総合医療センター院長でヘスペリジン研究会の山下静也会長は話す。「また、中性脂肪やコレステロールなどの血清脂質を改善したり、血圧の上昇を抑制するなど、血管をしなやかに保つ上で大切な機能があるとされ、冷え性の改善にも大いに役立つと思われます」という。

 冬至のゆず湯でカラダを温めたり、みかんを食べて風邪予防に役立てたりと、ヘスペリジンを含む柑橘類は古くから日本人の間で用いられており、ヘスペリジンを手軽に取れるサプリメントなどの関連商品も増えてきている。そんな身近なヘスペリジンで、この冬、冷え性の悩みからもすっかり解放されたいものだ。