記事詳細

【長田昭二 ブラックジャックを探せ】内科と外科の隔たりなくし「患者の満足」重視 関東中央病院・伊藤敦彦さん (1/2ページ)

★関東中央病院循環器内科部長・カテーテル診療科部長 伊藤敦彦さん(56)

 東京都世田谷区用賀にある関東中央病院は、403の病床と29の診療科を持つ、地域の基幹病院。ここの循環器内科部長を務める伊藤敦彦医師は、狭心症、心筋梗塞、不整脈、高血圧症など、心臓と血管に関連するあらゆる疾患の診断と治療に精通した循環器のゼネラリスト。

 「大学を卒業して専門を選ぶとき、ここが一番つらそうだったので循環器内科を選んだのです。つらくても、自分が努力すれば乗り越えられる可能性のある領域だと思いまして…」

 そう謙遜するが、人一倍の努力家だ。技術と知識を身に付ける目的で、日本を代表する循環器の専門病院に「無給」で学びに行ったり、40歳を過ぎてから循環器内科に関連する専門医の資格をすべて取得したりするなど、「自分に負荷をかける姿勢」を貫く。

 循環器内科部長として目指す高みがある。

 「内科だけで終わらせるのではなく、外科(心臓血管外科)との隔たりをなくしたかったんです。内科だけ、外科だけで考えると限界が来ることでも、両者が手を組めば広がりが出る。ここはそれができる病院なんです」