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【60億人に悦びを TENGAの未来図】「手にマヒがあっても自慰できる」 障害者向けに製品の通信販売を開始 (1/2ページ)

 TENGA社は障害者支援の場でも「セクシャルウェルネス(性に関わる健康)」の向上に協力をしている。具体的な事例として、都内10カ所の福祉施設を運営し、障害者のトータルサポートを行っている「NPO法人自立支援センターむく」(本部・東京都江戸川区、略称むく)のケースを紹介する。

 「むく」では、今年からホームページ上で障害者向けにTENGA製品の通信販売を開始した。商品購入時に障害者手帳の「手帳番号」または「受給者証番号」を記載すれば、定価の30%引きで購入(配送料無料)できる「障害者手帳割引制度」という支援サービスだ。

 施設内で行う商品の発送業務などは、障害者の就労サポートにもなる。TENGA社は社会貢献と考えて「むく」と協力関係を結んだ。TENGAとの出合いは2年前、「障害者の相談支援事業所からの問い合わせがきっかけだった」と、「むく」の木村利信理事長はこう話す。

 「手にマヒがあって性処理ができない人から相談があり、デリヘルで女性を呼んでも、ヘルパーさんがいる時間帯に合わせて来るのでヘルパーステーションが困ってしまう。お金もかかるので、デリヘル利用を減らせるいい方法はないかという悩みだったようです。それで相談支援事業所から、手にマヒがあっても自慰できるシステムを開発できないかと問い合わせがあったのです」

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