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【人とペットの赤い糸】飼育頭数に一喜一憂せず、少子化や高齢化に対応した「共生社会」の実現へ (1/2ページ)

 ペットフード協会が25日、2018年の全国犬猫飼育実態調査結果を報道機関に発表した。主な結果を紹介したい。

 犬と猫の飼育頭数は、昨年初めて猫の飼育頭数が犬を上回ったが、今年の犬の飼育頭数は昨年よりも1万7000頭減少し、890万3000頭となった。一方、猫は3年連続して増加。昨年より12万3000頭増加し、964万9000頭となった。

 飼育率は犬が12・64%、猫が9・78%であるが、直近5年で犬の飼育率低下が最も顕著なのは50代で2014年の18・2%から今年は14・5%に低下した。70代では特に変化なしの10%だった。猫は40代で増加傾向がみられ、14年の9・4%から今年は10・8%に増加した。今後飼育してみたいという飼育意向率は犬20・7%、猫15・8%と依然高く、飼育率向上に期待がもてる。

 犬猫の平均寿命の推移は多少のアップダウンはあるが、年々伸びる傾向にある。今年は犬が14・29歳(超小型15・01歳、小型13・91歳、中・大型13・36歳)、猫が15・32歳(外に出ない・内猫15・97歳、外に出る・外猫13・63歳)だった。猫は野良猫が依然として多く、感染症や交通事故のリスクがある。外猫を内猫にしてあげることで、2・34歳長生きさせてあげることができる。ぜひ、全国で外猫から内猫に移行する推進活動を大々的に行いたいものである。

 飼育のきっかけで一番多いのは、犬の場合「以前飼っていたペットが亡くなったから」27%(複数回答)、猫の場合「ペットを拾った。迷い込んできたから」35・4%(複数回答)。飼育理由は「生活に癒し、安らぎが欲しかったから」(複数回答)で犬33・5%、猫31・5%だった。

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