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【ドクター和のニッポン臨終図巻】平成に逝ったスターたち-非がん編 一番心に残っている人は…

 来年元号が変わるにあたり、年末年始の2回、平成の訃報を私の独断で振り返ります。今回は非がんで逝った人、次回はがんで逝った人を、紙面の都合上、各年1人ずつで申し訳ありませんが…一緒に思い出していきましょう。

 ■平成元年 若手俳優として注目されていた高橋良明さんがバイク事故で死去、16歳。

 ■2年 松竹新喜劇の看板俳優、藤山寛美さんは肝硬変、60歳。

 ■3年 詩人の相田みつをさんは脳内出血、67歳。

 ■4年 歌手の尾崎豊さんはメタンフェミン中毒による肺水腫、26歳。

 ■5年 田中角栄元首相は脳梗塞、75歳。

 ■6年 歌舞伎役者の十三代目片岡仁左衛門さんは老衰、90歳。

 ■7年 日本船舶振興会会長で衆院議員だった笹川良一さんは急性心不全、96歳。

 ■8年 芸術家の岡本太郎さんはパーキンソン病による急性呼吸不全、84歳。

 ■9年 映画監督の伊丹十三さんはビルから転落死、64歳。

 ■10年 映画監督の黒澤明さんは脳卒中、88歳。

 ■11年 歌手の淡谷のり子さんは老衰、92歳。

 ■12年 現役の首相だった小渕恵三さんは脳梗塞、62歳。

 ■13年 (本連載はこの人が書かれた『人間臨終図巻』のオマージュでもあります)小説家の山田風太郎さんはパーキンソン病からの肺炎、79歳。

 ■14年 歌手の村田英雄さんは糖尿病の合併症による肺炎、73歳。

 ■15年 俳優の古尾谷雅人さんは自宅で自殺、45歳。

 ■16年 国語学者の金田一春彦さんはクモ膜下出血、91歳。

 ■17年 コメディアンのポール牧さんが自宅マンションで自殺、63歳。

 ■18年 日本スキー界の草分けである三浦敬三さんは多臓器不全、101歳。

 ■19年 コメディアンの植木等さんは肺気腫による呼吸不全、80歳。

 ■20年 タレントの飯島愛さんは肺炎。自宅で孤独死、36歳。

 ■21年 女優の大原麗子さんも孤独死。ギランバレー症候群を患っていました、62歳。

 ■22年 俳優の藤田まことさんは大動脈瘤(りゅう)破裂、76歳。

 ■23年 俳優の長門裕之さんは肺炎と動脈硬化などの合併症、77歳。

 ■24年 映画監督の新藤兼人さんは老衰、100歳。

 ■25年 俳優の三國連太郎さんは急性心不全、90歳。

 ■26年 政治家の土井たか子さんは肺炎。85歳。

 ■27年 漫画家の水木しげるさんは多臓器不全、93歳。

 ■28年 タレントの永六輔さんは肺炎、83歳。

 ■29年 医師の日野原重明さんは呼吸不全、105歳。

 ■30年…あなたが一番心に残っているのは、どなたの最期でしたか?

 ■長尾和宏(ながお・かずひろ) 医学博士。東京医大卒業後、大阪大第二内科入局。1995年、兵庫県尼崎市で長尾クリニックを開業。外来診療から在宅医療まで「人を診る」総合診療を目指す。近著「薬のやめどき」「痛くない死に方」はいずれもベストセラー。関西国際大学客員教授。

 【2018年12月28日発行紙面から】