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【60億人に悦びを TENGAの未来図】勃起力弱くても快感得られる「エッグ」シリーズ 60代も半数以上は月イチで自慰 (2/2ページ)

 そこで自慰カップを分解してみることに。中にはエラストマーでできたホールの部分が入っている。それを取り出して、先端部分を切ってみた。するとよく伸びるので、どんなサイズの陰茎でも対応できるだろうと思ったという。それから2年越しで“伸ばして使うエッグ”が完成した。

 そう、開発当初は特に勃起力が弱い人(ED)向けという発想はなかったのだ。エッグ特有の機能性に注目したのは、泌尿器科の医療者たちだ。

 「前立腺全摘後に性機能回復のため、ED治療薬を飲みながら勃起を試みる『陰茎リハビリ』が行われる場合があります。その際にエッグを用いると、手による自慰よりも勃起反応が良いという複数の研究報告が日本性機能学会で発表されています」

 2014年には、さらに安価(200円弱)で簡易的な「ポケットシリーズ」が発売されている。ポケットティッシュ大ほどの包装の中に、エラストマーが入っている。これも陰茎にかぶせて伸ばして使う。TENGA未経験者なら「エッグ」や「ポケット」から試してみるといいだろう。(新井貴)

 ■TENGA(テンガ) 2002年に34歳で脱サラした松本光一氏が、05年3月に有限会社TENGAを設立(06年に株式会社)。男性用自慰カップをはじめとしたアダルトグッズ製品は、世界60カ国以上で販売され、出荷数は累計7000万本以上にのぼる。

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