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服用1回でOKのインフル新薬「ゾフルーザ」の注意点 解熱効果、症状緩和なし…「5日間安静」は基本 (1/2ページ)

 インフルエンザの流行が本格化するなか、新しい治療薬「ゾフルーザ」が注目されている。1回だけの服用で体内のウイルス増殖を抑えることができるという仕組みだが、服用の際には注意すべき点もあるようだ。

 厚生労働省は9日、12月24~30日の全国約5000カ所の医療機関で、インフルエンザの患者数が1医療機関当たり11・17人になったと発表した。注意報レベルとされる10人を超え、同省はせきやくしゃみの出る人にマスクの着用を呼びかけている。

 高熱や関節痛など厄介な症状に悩まされる患者の強い味方となりそうなのが、塩野義製薬から販売されている新薬「ゾフルーザ」だ。

 同社広報部によると、臨床実験で治療開始から24時間後に半数の人の体内からウイルスが検出されなくなったという。「タミフル」が、48~72時間でウイルスの量が最大になるのに比べ即効性がある。

 タミフルが1日2回、5日間服用するのに対し、ゾフルーザは一般的な大人の場合、錠剤2錠を1回服用するのみで、現在のところ副作用も従来の治療薬とそれほど大きく変わらない。

 2018年3月に販売を開始したゾフルーザは、抗インフル薬市場における昨年4~9月の国内医療機関への売り上げで約65%のシェアを占めた。

 ネット上では「一発で治った」「ゾフルーザすげーわ」などの声もあるが、誤解もあるようだ。

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