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服用1回でOKのインフル新薬「ゾフルーザ」の注意点 解熱効果、症状緩和なし…「5日間安静」は基本 (2/2ページ)

 池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は、「即効性があるので、家庭内での感染は減らすことができる。ただ熱が下がったり症状が軽減されたりするわけではないので、従来の『5日間安静』は基本になる。妊婦の場合は、胎児に対する影響がまだ分かっていないため注意すべきだ」と話す。

 また、「1回服用」にも注意点はあるようだ。 「ゾフルーザを飲んですぐに嘔吐(おうと)してしまった場合、どのくらい身体に吸収されたのか効果が分からなくなるが、2度処方することはできない。その点タミフルは、1度嘔吐しても1日2回、5日間服用するため効果がみられる。嘔吐しやすい人は吸入薬の『イナビル』や『リレンザ』などの服用もお勧めする」と解説する。

 患者が負担する費用はタミフルに比べ500円程度高いが、同クリニックではすでに90%以上の患者がゾフルーザを希望するという。今後も拡大が予想されるが、よく理解した上で服用したい。

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