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【寺社と甘味処】御祭神は菅原道真公「亀戸天神社」 隣の「船橋屋 亀戸天神前本店」ではくず餅が人気

 亀戸天神社(03・3681・0010、東京都江東区亀戸3の6の1)の御祭神は、菅原道真公。

 江戸時代の1622(寛文2)年、太宰府天満宮の神職で菅原公の末裔(まつえい)の大鳥居信祐公が、道真公ゆかりの飛梅の木で道真公の像を彫り、この地に祀ったと伝えられている。境内には太宰府天満宮を模した社殿・回廊・太鼓橋・心字池が設けられている。花の神社としても有名で、なかでも藤は東京一と人気が高い。

 写真は「亀戸天神社」の御朱印(300円)。特定の行事などの期間には、限定スタンプが追加で押される。

 亀戸天神社のすぐ隣にあるのが、船橋屋 亀戸天神前本店(03・3681・2784、江東区亀戸3の2の14)。創業は1805(文化2)年。214年続く老舗の和菓子処。

 人気商品は、西郷隆盛がこよなく愛したという「元祖くず餅」(630円、みやげ用は450円~)。小麦粉のでんぷん質のみを取り出し、15カ月かけて発酵させる。その小麦でんぷんを、熟練の職人がていねいに蒸し上げると、独特な歯応えと弾力のあるくず餅が完成する。さらにその上に、強めに焙煎した粗挽きのきな粉と、船橋屋秘伝の濃厚な黒蜜をかけていただく。同店のくず餅は、江戸時代から続く伝統製法と、職人こだわりの素材で作りあげる逸品だ。

 ■JR総武線亀戸駅・錦糸町駅から徒歩約10分。営業9~17・30。無休。