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【菜湯紀】静岡県熱海市 熱海温泉「山木旅館」と「まご茶亭」のまご茶漬け

 熱海の繁華街にありながら、緑に囲まれた山木旅館は創業90余年、数寄屋造りの純和風の宿。熱海温泉(混合泉)は泉温65.2度、ph7.2の弱アルカリ性。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉で、露天風呂付きのふたつの湯と恵美の湯、総檜造りの貸し切り風呂のすべて24時間利用可能。源泉が高温なので加水し、循環ろ過消毒はしているが、毎日換水清掃をしている。

 山木旅館から徒歩1分弱、社長の双子の兄弟が経営する「まご茶亭」は、「あじなどんぶり」で人気の店。鯵の干物をほぐしてまぜご飯にした上に、鯵のタタキを乗せた特製丼。山木旅館の宿泊と遅い朝食のセットで売り出し中の「まご茶漬け」(1500円、写真(右))は、三浦に水揚げされたマグロをあえて薄く切り、浅漬けにして丼に敷き詰めてだしをかける。

 あっさりとした食べごこちで、サラリとした大人向きの「かかりつけ湯メシ」。マグロ赤身に含まれるビタミンEは血行を促進し、山木旅館の塩化物泉との相乗効果で体はポカポカと寒さ知らずだ。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■熱海温泉「山木旅館」 熱海市中央町14の9(0557・81・2121)。平日2人1室1泊2食(まご茶漬けブランチプラン)1万8000円から。詳細はWEBで。