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【甘く見てはいけない 前立腺がん最新治療】放射線治療にも「外照射」と「内照射」 治療法は積極的な情報収集を (1/2ページ)

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 前立腺がんの治療法はいくつかあるが、代表的なものといえば、手術と放射線治療だ。

 東海大学医学部付属八王子病院泌尿器科准教授の小路直医師は、「手術にするか放射線にするかの線引きは一概には言えないが、一般的には75歳までは手術、それ以上であれば放射線治療を選ぶケースが多い」という。

 前立腺がんの手術は、基本的に前立腺と精嚢を摘出するもの。従来は開腹手術が基本だったが、近年は腹腔鏡を使った低侵襲手術が普及している。

 特に日本では、あらゆるがんの中で、最初に手術支援ロボットを使う腹腔鏡手術で健康保険の適用になったのが前立腺がんだったこともあり、国内では多くの病院がその設備を導入している。

 とはいえ、「ロボット手術だから安心」と考えるのは早計だ。設備導入と維持には多額の費用がかかる。そうしたコストをにらみながらの経営を余儀なくされる病院としては、なるべく多くの手術を行いたいと考えるだろう。

 本来なら手術をしなくてもいい症例でも、病院側の思惑で手術を勧められるケースもないとは言い切れない。

 一方の放射線治療にもいくつかの種類があり、大きく「外照射」と「内照射」の二分類がある。

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