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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】患者目線で診療 消化管無痛検査の第一人者、渡辺七六クリニック院長・渡辺七六さん (2/2ページ)

 「腸の中の風景は、ひとりひとり違います。腸を見れば大体の年齢もわかるし、じつは性格も見て取れることがある。神経の細やかな人の腸は、蠕動が強くて収縮が大きいので下痢をしやすい。そうした個別性に合わせた微妙な対応が、内視鏡検査の快適性を高めると思うので…」

 記者は、過去にいくつかの施設で胃と大腸の内視鏡検査を受けた経験がある。同じ「無痛検査」でも、その技術には大きな差があることを痛感している。

 しかし、渡辺医師の検査を受けてからは、恐怖心が無くなった。

 温かい対話で患者の緊張を解き、高度な技術で検査の苦痛を取り除く渡辺医師。その確かな腕前は、過去に内視鏡検査で苦しい思いをした人ほど、身に染みて分かるはずだ。(長田昭二)

 ■渡辺七六(わたなべ・しちろく) 1955年、甲府市生まれ。東邦大学医学部卒業。同大医療センター大橋病院、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)中央病院、東京女子医科大学病院勤務を経て、97年に渡辺七六クリニックを開業し院長。趣味は旅行と食べ歩き。

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