記事詳細

【外食・コンビニ健康法】ゆっくり噛めば満腹感が長続き ローソン「悪魔のおにぎり」

 1月も終わりですが、年末から新年にかけての食欲増加が収まらず、体重を増加させ続けている、なんてことはありませんか。なんだか食欲が止まらないよと思っている方、「悪魔」に魅了されてしまったのかもしれません。

 食欲とは、カラダのエネルギーや栄養素が不足したとき、生命維持のために出てくる欲求です。基本的な食欲のほか、脳が食べたいと誤報を出している場合もあります。たとえば、脂肪細胞から放出される「レプチン」というホルモンは食欲を抑制する働きがあるのですが、脂肪が増えすぎるとレプチンが作動せず、食欲を止められなくなります。

 食感や味付けなどによっても食欲は増加します。砂糖などの甘味や、油脂のコク、強いうま味は癖になりやすく、一度食べるとまた欲求が出てきます。

 満腹中枢が刺激されないことも、食欲が止められなくなる要因です。柔らかく噛まずに飲み込める食材は、刺激が伝わりにくく、必要以上に食べてしまいます。ずっと同じ食感や味わいのものも、満腹中枢への刺激は弱くなります。

 なかなか満腹にならず、ずっと食べていられるものは、「糖と油脂が多く、うま味が強く食感の柔らかい食材」。これが「癖になる味」の正体です。

 こうした性質があり、人気なのがローソンの大ヒット商品『悪魔のおにぎり』(税込み110円で購入)です。めんつゆの甘さと塩気、天かすの油脂と強いうま味、香りの良いアオノリがほどよく混ざっていて、名前の通り悪魔のささやきが聞こえそうな、食欲をそそる味わいです。「悪魔対策」の食べ方は、しっかりと咀嚼(そしゃく)すること。噛むことで、脳に刺激がいき、食欲が制御できます。お総菜コーナーにおいてある野菜のたっぷり入ったスープを合わせてみてはいかがでしょう。噛みごたえがある野菜と、温かいスープは満腹中枢を刺激してくれます。

 このおにぎりには、普通のおにぎりにはあまり入らない油脂が入っているので、ゆっくり食べることさえできれば満腹感が続きやすいというメリットがあります。

 野菜スープを飲み、野菜をかみしめながら、間に「悪魔のおにぎり」をゆっくり噛みしめるように食べる。これで悪魔対策はバッチリです。

 ■浅野まみこ(あさの・まみこ) 1975年生まれ。管理栄養士。食と健康のコンサルティング会社「エビータ」代表取締役。1万8000件以上の栄養相談の経験を元に「『コンビニ食・外食』で健康になる方法」(草思社)を著し、企業のコンサルティング、テレビ出演、講演活動を行う。