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【食と健康 ホントの話】高血圧の方に朗報! バレンタインは高カカオの「自分チョコ」 (1/3ページ)

 来たるバレンタインデーに向けて、チョコレート商戦真っ盛りの昨今。近年は、女性から男性へ贈るものというよりも、この時期に出回るおいしいチョコレートを楽しむ機会になってきた。

 そのチョコレート、健康効果が認められるようになってから、日本だけでなく世界中で消費量が増えている。日本チョコレート・ココア協会の資料によると、1人当たりの年間消費量は、1987年に1・42キログラムだったものが、2017年には2・16キログラムと約1・5倍に増えている。

 チョコレートが、ほぼ確実に健康によいと考えられるようになった研究は、中米のパナマ共和国の先住民族クナ族の食事内容を比較した2006~07年のもの。島に住み、チョコレートの原料であるカカオの実をすりつぶしてトウモロコシと混ぜた飲料を毎日飲むクナ族と、都心に住み現代的な食事をするクナ族とで比較。前者のほうが血圧が低く、心臓病や脳卒中などの発症率が低いことが判明した。

 チョコレートの健康効果の中で最も期待できるのが降圧作用だが、それはカカオポリフェノールの作用だと考えられている。赤ワインで有名になったポリフェノールは、植物に含まれる苦味や色素の成分で、強い抗酸化作用をもつ。

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