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【阿部亮のつぶやき世界一周】医者と知り合いになって驚いたコト 患者不足で個人病院成り立たず… (1/2ページ)

 去年末、民間の総合病院に勤務する40代前半の内科医と知り合いになった。彼の話を聞いて、それまで持っていた医者という職業や、その属性のイメージの多くが、時代遅れや誤りであることが分かり、衝撃を受けた。

 従来、医師といえば収入が相当高く仕事時間に余裕があって、結婚も高水準な選択ができるため、結果として代々医者一家的な世襲が可能だった。それは、子供が医者という職業を得るために子供に莫大(ばくだい)な資金を投入しても、費用対効果が高いため、医者の子は医者にという方程式が成り立ったからだ。

 実際、彼の祖父も父親も叔父も医者で、昔は関東の地方都市では相当の裕福なセレブ一族だったそうだ。

 しかし(1)バブル崩壊以降の経済的低迷(2)人口構成の変化・高齢者の増大からくる医療費の抑制、圧縮政策の拡大(3)人口減少と高齢化の加速-などなどの結果、特に地方都市では、患者不足のため個人経営の病院が成り立たなくなり、医療過疎が進んでいるらしい。

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