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【板倉あつし 菜湯紀】熊本県天草市・石山離宮「五足のくつ温泉」の「天草大王の石焼き蒸し鍋」

 オーナーの山崎博文さんが、旅行家として世界を巡った結果を表現した石山離宮「五足のくつ」は、有田焼の主な原料である天草陶石を産する、石山に建つ温泉宿。宿名は与謝野鉄幹、北原白秋ら5人の若き詩人の紀行文「五足の靴」に由来する。宿泊したヴィラCのテーマは「キリスト教が伝来した中世の天草」で、客室は離れが5棟ある。

 天草原産のカシ・クスノキ・ツバキなどに、南洋伝来のソテツやココヤシを印象的に配置した、専用露天風呂に注ぎ込まれる自家源泉の湯はph8.07の弱アルカリ性単純温泉。アルカリ成分が皮脂を溶かし、肌の清浄化を促す美肌の湯。

 ヴィラCの夕食は、鯛や鱸(すずき)の刺し身、緋扇貝(ひおうぎがい)の貝柱の石焼きなど、味わい深き宿のグループ「日本味の宿」加盟宿ならではの美食ぞろい。メーンの「天草大王の石焼き蒸し鍋」は、世界的にもまれなブランド鶏肉を香ばしく焼いてから、秘伝のだしでサッと煮込む、目で耳で舌で楽しむ名物料理だ。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ.板倉あつし

 ■石山離宮「五足のくつ温泉」 熊本県天草市天草町下田北2237。0969・45・3633。平日2人1室1泊2食(ヴィラC)4万6350円~。詳細は#五足のくつたのしー、WEBで。

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