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【週末、山へ行こう】富士山の絶景と山頂にある“白い馬” 30分で登頂できる「陣馬山」 (1/2ページ)

★陣馬山(東京都・神奈川県) 標高855メートル

 「山頂に白い馬がいるんだよ」

 そう言われて面食らった。山頂で馬を飼っているのか? 馬にゆかりの山で、山頂に馬の像でもあるのか? 登ってみたら、確かにいた、いや、あった。馬のように見える不思議な形の白い像が。本当にいたぞ、思わずニヤニヤしてしまった。

 東京都と神奈川県の境にそびえる陣馬山。戦国時代、北条氏と武田氏がこの地で対陣したところで、かつては陣張山という名前だったのが、のちに陣馬山(または陣場山)となったのだそうだ。件の白い馬の像は山頂のランドマーク的な存在で、この像の前で記念写真を取る人も多い。

 この山の魅力のひとつが富士山の眺望だ。広々とした山頂に立つと、南西の方向に富士山がどんと大きく見える。晩秋から春にかけては雪をかぶった富士山が、きれいに裾を広げているのが眺められて、ほれぼれする。富士山の左側に連なっているのは丹沢の山々。分かりやすいのは三角形の山容の大山だ。

 芝生の広がる山頂でシートを広げてのんびり休憩でもよいのだが、山頂の茶店で過ごすのがいつものパターン。お味噌汁やおでんなど1品オーダーすれば、お弁当の持ち込みもOKなのだ。3軒の茶店はいずれも個性派揃い。花の名前をあれこれ教えてくれたり、おいしいものをちょっとだけサービスしてくれたり。どこから登ってきたのか、これからどちらへ下るのかと訪ねてきて、登山道の状況や見られる景色のアドバイスをくれるのもありがたい。

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