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【阿部亮のつぶやき世界一周】普通の風邪は病院に行ってはダメ!? 内科医に聞いた「正しい内科の利用方法」

 内科医の知人に風邪やインフルエンザにかかったときの正しい内科の利用方法を質問したら、何と「普通の風邪なら病院に行ってはいけない」との回答で驚いた。

 まず、どういう状態が普通ではないのかというと(1)水分・食事が取れない(2)呼吸が困難(3)睡眠が取れない(4)意識がもうろうとしている(5)高齢・重い持病がある=日常生活のための基本が阻害されている-そのときはもう普通じゃないので、病院に行くか、救急車を呼ぶべきだ。

 通常、風邪などで内科医を利用しようとする場合、鼻水・せき・のどの痛み・発熱など「一般的な風邪の諸症状」が組み合わさると「これは風邪だ!」と半ば断定して内科医に行く。

 内科医は問診・検温・のどの腫れ・胸と背中の聴診や打診で、上記の普通ではない状態を確認の上、次に風邪かインフルエンザかの判断を行う。ただし、インフルエンザのかかり始めは検査しても判別不能で、「翌日熱が出たら再来院して」と言い渡す。このため風邪の諸症状+38℃程度の発熱がなければ、病院に行っても無駄。

 それではナゼ普通の風邪なら病院に行ってはいけないのかというと、風邪をひいた状態とは抵抗力も体力も落ちている状態。そんな時にさまざまな病原菌やウイルスが存在する病院で、長時間拘束されるリスクと、内科医が処方する薬のメリットを比較すると、リスクの方が圧倒的に高いからだ。

 実は風邪の処方薬と市販薬は、ほぼ同じ成分。さらに仮に薬を飲まなくても、普通の風邪なら2~3日で勝手に治るから。

 ■阿部亮 北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周。ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のメインパーソナリティ。ミャンマー、ネパール、カンボジア、ブルキナファソ(西アフリカ)に12校の学校を建設している。

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