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【老眼、白内障、緑内障…定年世代の眼病対策】わずか100円で「老眼」を緩和! 老眼鏡をかけて「遠く」をぼんやり眺める (1/2ページ)

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 老眼、白内障、緑内障、加齢黄斑変性-と、60歳以上の定年世代を襲う目の病気について解説してきた。最終回の今回は、具体的な予防法について、眼科専門医・平松類医師に聞く。

 この連載で取り上げてきた4つの眼病は、いずれも「ある日突然起きる病気」ではない。毎日少しずつ症状が進むため、患者である当人には気付きにくく、自分が病気であることを知らずに生活している人が圧倒的に多いのだ。

 しかも、患者自身が病気に気付きにくい理由がある、と平松医師は指摘する。

 「第一の理由は、“目が2つある”ということ。片側の目が見づらくなっていても、もう片方の目で見えていれば、とりあえず日常生活は送れます。もう一つの理由は“脳の補正”。視力の低下や視野の欠損があっても、脳が勝手にそれを補正するので、実際にはよく見えていないのに“見えている気分”になってしまうのです」

 後者は一見便利な機能に見えるが、これにも限度はある。元の眼病が悪化すれば頭痛や肩こりなどの二次的被害を招くことになる。「ガボール・パッチ」とよばれる歪(ゆが)んだ模様を凝視することで脳の補正能力を強化するトレーニングがあり、これによって視力の回復が見込めるのは事実だ。その機能を強化しつつも、どうせなら病気にならないような生活を送るべきだろう。

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