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【生涯現役脳をめざせ!】「痛み」とうまく付き合うコツは… 脳をだますことができればがんばれる (1/2ページ)

★(3)ゲスト酒井朋子・東京医科歯科大学助教(整形外科・リハビリ)

 「痛みがあるから運動できない、したくない」。しかし、そこでやめてしまうと筋肉の衰えから「要介護へ一直線」などということになりかねない。今回は「痛み」とうまく付き合うコツを聞く。

 朝田 先生は痛みがあって動こうとしない人にどのような指導をしていますか。

 酒井 痛みが原因で運動がしづらい、あるいはできない場合にも運動は必要です。痛みをコントロールしながらできる運動もあります。

 たとえば、膝が痛いなら椅子に座って重りをつけた足を持ち上げる運動や、膝を曲げきらないハーフスクワットなど、関節に負荷をかけずに周囲の筋肉を鍛えられるメニューがあります。

 朝田 水中ウォークもよさそうですね。

 酒井 はい。それから私が女性におすすめするのはデパートへ行くことです。売り場の端から端まで歩くと、けっこうな距離になります。

 街中をただ「歩きましょう」と言ってもなかなか歩けませんが、女性はデパートなら、30分や1時間はすぐに歩けます。

 朝田 高齢のお母様にぜひ進めていただきたいですね。男性であれば大型書店とかホームセンターを歩くのもよさそうですね。

 酒井 運動の強度を下げても、やめないで続けることが大事です。