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【ブラックジャックを探せ】呼吸器疾患「何でも診る」患者に寄り添い期待応える 聖路加国際病院・仁多寅彦さん (1/2ページ)

★聖路加国際病院 呼吸器内科副医長・仁多寅彦さん(45)

 東京都中央区にある聖路加国際病院は、日本を代表する大型民間病院。ここの呼吸器内科副医長を務める仁多寅彦医師は、呼吸器疾患全般を対象に、「患者に寄り添う姿勢」を堅持する中堅医師である。

 「専門は間質性肺炎ですが、外来ではぜんそくやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、病棟に入院されている患者さんは肺炎や肺がんの方が多い。早い話が『何でも診る』ということですよ」と笑う。

 この「何でも診る」ことは、仁多医師が自身に課したテーマでもある。

 「有名病院ということもあって、地域だけでなく広範囲から患者さんがやってきます。その中には、『あそこに行けば何とかしてくれるだろう』という期待を持って受診される人が少なくない。その時に、自分の専門を理由に、期待に沿わない診療をしたくないんです。せめて呼吸器疾患に関しては幅広く、しかも高度に診て、その範囲を超える病気が疑われるときには、患者さんが納得のいく医師や医療機関を紹介するのが自分の役割だと思っています」

 大学病院ではない、民間病院ならではの特性も、「自分には合っている」と分析する仁多医師。