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【週末、山へ行こう】登山用品は全部そろえないとダメ? 低山なら「履き慣れた靴」でOK (1/2ページ)

 春は低山ハイキングを始めるのに適した季節。気候もよく、木々の芽吹きや草花、花木など楽しみの多い季節だ。

 この時期、「山歩きは初めてなのですが、どんな服を着ていけばいいでしょう?」と聞かれることも多い。歩くのが初めての方が2、3時間程度の低山ハイキングに行くのであれば、「とりあえず履き慣れた歩きやすい靴、動きやすくて汚れてもよい服」と答えている。持ちものにしても、「飲み水とおやつ、お弁当、汗をふくタオル、レインコートと折り畳みの傘、歩くルートの分かる資料を、リュックサックに入れて持っていけば」と伝えている。

 山歩き専用のウエアやギア(道具)はあるが、それがないと山に行けないというものは実はほとんどない。例えば「吸汗速乾性のあるウエア」。山を歩けば汗をかき、かいた汗をそのままにしていると汗冷えの原因になるのですぐ乾く素材が重要で、コットンは汗をよく吸うけど乾きにくいので登山には適していない…ということなのだが、登山をしない人が持っているのは通常コットンのTシャツだろう。しかし2、3時間の低山ハイキングなら、シャツが汗でびしょびしょに濡れたときに備えて替えのシャツを持っていけば何とかなる。

 買いに行ってみると分かるが、登山専用の道具はそれなりに高額だ。登山をする人の必須アイテムである「防水透湿性素材の雨具」も、高いものだと上下で数万円。好きになるか分からない、これから使うかどうか分からない高額商品を買わなくては登山を始められないなんて、敷居が高過ぎて悲しいではないか。

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