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【阿部亮のつぶやき世界一周】太陽の熱はナゼ温かい? 真空の宇宙空間でも「電磁波」は伝わる (1/2ページ)

 先日、図書館で見つけた宇宙に関する本に「真空の宇宙空間を渡ってくるのに、ナゼ太陽の光は温かいのか?」という疑問が出ていた。確か中学の頃、熱の伝わり方については学んだハズだったが、うろ覚えなので調べてみた。

 まず熱とは、必ず高い側から低い側へ伝わるエネルギーの流れで、何がエネルギーを伝えるかによって「対流、伝道、放射」の3種に分類される。

 (1)対流は、熱の伝え手が液体・気体(=流体)の場合(例:鍋の湯を沸かす場合)。温度が上がると、膨張し密度が小さくなる(=軽くなる)ため上昇する。その周囲に、低温で密度が大きい(=重い)流体が流れ込むと、循環(=対流)が生じ、熱が伝わる。

 (2)熱の伝え手が、固体の場合(例:金属の棒を熱した場合)。原子・分子の振動や、自由電子の移動(=熱振動)が、高温(=活発)な側から低温側に伝わることで、熱が運ばれる。

 (3)そして本題の放射。放射は、輸送元の物体が電磁波を出し、輸送先の物体がそれを吸収することによって熱が運ばれる。この過程では、2つの物体の間に媒介する物質の必要がなく、真空でも伝わる。

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