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【人生100年時代 これから、どうする】老人ホーム、高齢者向け住宅… 施設探し、悩む前にまず相談を (1/3ページ)

 「老いても、子供に迷惑はかけたくない」という40-50代は多い。元気な60-70代でもそうだろう。

 だが、年齢を重ねて80代ともなれば、介護が必要になる人が増えてくる。自分が要介護状態にならなくとも、夫婦一緒に暮らしていれば、どちらか一方がそうなる可能性は高い。まさに、「老老介護」の始まりだ。

 そうは言っても、在宅で介護するのは容易ではない。とくに、高齢になってからの介護は想像以上に辛い。

 それを考えれば、60-70代の元気なうちから老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を探すことも一つの選択肢である。

 ところが、3月26日に厚生労働省が発表した調査資料によれば、2017年度に介護施設で職員による虐待が確認されたのは510件(前年比58件増)と、11年連続で過去最大となっているという。

 その内容も、身体的虐待(59.8%)、暴言などの心理的虐待(30.6%)、介護などの放棄(16.9%)と深刻で、これから老後を迎える世代には想像したくもない事態である。

 もっとも、養護者による虐待も、息子(40.3%)、夫(21.1%)、娘(17.4%)となっており、在宅で家族に介護されるのならば安心と思うのも大きな間違いだ。

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