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【教えて!愛先生の漢方相談】食べすぎて胃もたれと膨満感… 胃や腸の不調から下痢や便秘にも効果 種類豊富な漢方 (2/2ページ)

 M 種類が豊富ですね。お腹を壊したときは、いつも同じ常備薬しか飲んでいませんでした。そんなに種類があるのであれば、自分に合ったものを見つけることができそうですね。

 愛 それが大切です。

 M それから、腸なのですが、下痢気味のことがあったり、便秘になったりと安定しません。しかも、便秘が続いた後には踏ん張りすぎて、痔になることもあります。そうした症状にはどう対処すればいいですか。

 愛 膨満感や残便感があり、下痢や便秘を繰り返す場合には桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)が向いています。そして、便秘が続く時の痔には乙字湯(おつじとう)も良いと思います。

 M すごいです。下痢、便秘はわかりますが、痔に効果的な漢方薬もあるんですね。

 愛 はい。知っておくと便利ですよ。胃や腸の不調には、食べ物の内容や量も大きく影響してきます。漢方に頼る前に、まずは食事の栄養バランスを考え、食べる量もコントロールすることが大切ですよ。

 M その通りですね。自分の体に合わせて食事をとるように心掛けたいと思います。それでも、不調を感じるときには漢方という選択肢があると心強いです。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。

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