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史上初の10連休、医療態勢は手薄に? 薬を多めに処方してもらうなど対策を (2/2ページ)

 ■医師も働き方改革

 過重労働になりがちな医師の負担を考慮し休みを選ぶ総合病院もある。

 北陸の基幹病院である金沢大病院(金沢市)は、救急は24時間対応するが、外来は休診にする。平均1500人が受診する平日同様の対応には医師や看護師、事務職員ら約1800人の出勤が必要になる。蒲田敏文病院長(61)は「地方の病院は慢性的に医師不足。休日に働いても代休が取得できず、サービス出勤になってしまう」と説明する。

 手術は実施の遅れが命に直結するケースもあるため、2日間、手術日を設けた。連続して受ける必要がある放射線治療や人工透析は通常通り対処する。

 「急変しても主治医に診てもらえない」と案じる患者や患者の家族もいるが、蒲田病院長は「困ったら救急を受診してもらい、必要なら担当医も呼び出す」と理解を求めている。

 ■救急相談ダイヤル

 連休中は、海外からも多くの観光客が見込まれ、都市部の救急がパンクする恐れも。厚生労働省は、救急の負担を軽減するため、軽症の場合は自治体の広報で当番の医療機関を調べて受診することや、救急相談ダイヤル「#7119」(自治体によっては別の番号や実施していない場合もある)の活用を呼び掛ける。

 地域医療計画課の担当者は「現場の疲弊を招かないよう、患者側も意識を持ってもらいたい」と話している。

 薬の調達などやれることはやっておいた方がいい。

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