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【松浦達也 肉道場入門!】歓声が3度上がる「羊の背中の焼き物」 池袋の名店「聚福楼」 (1/2ページ)

★絶品必食編

 東京・池袋西口にある「聚福楼(じゅふくろう)」。この店で歓声は3回あがる。

 近年羊肉を食べさせる店は増えたが、羊のかたまり肉の店としては、都内でも真っ先に名前が挙がる名店である。

 その聚福楼を訪れる客の誰もが注文する名物メニューが「羊の背中の焼き物」だ。このメニューだけは心に決めたい。

 それだけに店側も手慣れたもので、注文が入るとほどなく、回転ロースター用の巨大な串に刺さった骨付き羊の巨大な肉塊が運ばれてくる。

 この時点で最初の歓声が挙がる。誰もがスマホやカメラを取り出しての撮影大会がスタートする。

 もっともこのサイズの羊肉をそのまま卓上で焼こうとすると何時間もかかってしまう。

 そこでいったん羊の背肉は奥座敷へ。焼きやすいように、部位ごとに適宜カットされた後、卓上へと再登場する。

 瞬間、2回目の歓声が起きる。カット済みとはいえ、かたまりから切り出された肉は山盛りで迫力満点。ここから好みの肉を好みの加減に焼き上げていくのだ。

 ときに炎とともに豪快に、しかしあくまでも内部には繊細に火を通し、肉の内部がほのかなロゼ色になったら焼き上がり。唐辛子とクミンなどを配合した中華ミックススパイスをつけて口に運ぶ。

 辛味の清涼感が口内を走り、クミンのオリエンタルな香りが鼻に抜ける。準備はできた。

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