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【青島美幸のスーダラクッキング】お蕎麦屋さんで「お酒とぬき」…ん?「ぬき」とは、なんぞや 「ミニトマト抜き」 (1/2ページ)

 皆さんご機嫌いかがですか? 青島美幸です。

 先週掲載した「カツ丼の分かれ」という呼び方についてですが、昨日ちょいと調べましたら、「カツ丼の分かれ」という呼び方はお蕎麦屋さんあたりで使われているようですね。

 そういえば、お蕎麦屋さんは名前を短くする呼び方が多いですね。

 先日、お蕎麦屋さんに行った時のこと。

 隣で注文しているおじさんが「お酒とぬき」と、ひとこと言うと、店員さんがなんの疑いもなく、「はい、ご新規さん、お酒とぬき~~~」と厨房に向かって叫ぶと厨房から「へ~~~~い」と威勢よく返事が返ってきた。

 「ん? ぬき?」

 「ぬき」とはなんぞや。

 居合わせた友人に訊(たずね)ねると友人は「お酒抜きってことなんじゃないの」と簡単に言い放つ。

 そこはどうなの? お酒は抜いちゃだめなんじゃないの?

 メニューを見ると「天抜き」「鴨抜き」と書いてある。

 これを見て私の友人はさらに「あ、わかった、天抜きっていうんだから、天ぷらが抜いてあるんだよ」「じゃ、鴨抜きっていうのは?」と、詰め寄ると「鴨が抜かれてるの」

 「なんだよ、それじゃハナからもりそばを注文すればいいじゃないさ」

 「ハイお待ち~。お酒に抜き」と店員さんがおじさんの前に出したものをみると、お湯で薄めたそばつゆ。

 「え? おじさん、そばつゆだけ?」

 興味津々に二人でおじさんをガン見していると、おじさん、満足げにそばつゆをつまみにお酒を飲むではありませんか。マジっすか? それってお蕎麦抜きですよ」

 あっそうか、「抜き」とはお蕎麦を抜いたものだったのか。

 なるほど、呑兵衛ともなると、お塩をなめながらお酒を飲むというワザを使うのだからお酒があればあとはなんでも良いということでござるな。

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