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日本人は本来“老け”が遅い人種…でも最近は早く老ける人が増えている!?

■イシハラクリニック副院長 石原新菜先生に聞く

 ひと昔前の日本人は、欧米人より老けが遅いといわれました。欧米人の場合、同じ40歳でもシワが多かったり、シミが目立っていたり、太っていたりしたためです。

 その主な理由は、

(1)白人は色素の関係でシミができやすい (2)小麦肌信仰で肌を焼くことが健康的という風潮がある (3)地域によっては日本より気候が乾燥している (4)肉食が多い (5)体質的に脂肪をためやすい (6)シャワー入浴が多い

 などがあげられます。

 でも私は、今は日本人でも40歳前後から急に老け込む人が増えていると思います。その重大原因は、「欧米人の早老け生活をみんなわざわざマネしている」からではないでしょうか。

 例えば、肉食。

 日本人の体質で過度な肉食をすると、血管を汚して血流を悪くします。夏に海でわざわざ肌を焼く人もいますが、老化予防とは真反対です。肌を焼く=紫外線を浴びることは、体内に活性酸素(攻撃力の強い酸素)を大量発生させて、シミを増やし、肌の弾力を担うコラーゲンを破壊し、老化を早めます。

 お風呂も湯船で温まる習慣を捨てて、シャワーだけですませて体をわざわざ冷やす人も増えています。冷えは血流を悪化させ、老化を進めます。

 味噌や納豆、お漬物といった伝統的な発酵食品は、腸内細菌を善玉菌優勢にして老化を防ぐのに役立ちますが、食の欧米化とともに食べる機会が減っています。

日本人が知らず知らずのうちに、みずから老けを早める生活を取り入れているのが大問題だと私は思っています。(イシハラクリニック副院長 石原新菜先生)

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