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【鎮目博道の顔ハメひとり旅】西郷隆盛になりきって… 薩摩藩屋敷跡で「あの会見」再現! 東京・田町の名物ビルに“粋”なパネル (1/2ページ)

 東京・田町というと地味な感じですよね。実は私もとても縁の深い街なのですが、その田町の「名物ビル」が消えようとしています。「第一田町ビル」というのですが、たぶん名前を聞いてもピンとくる人はほとんどいないと思います。見た感じも、まあまあ年季の入った普通のビル。しかし、とても有名なビルなのです。

 今回のパネルはそのビルの1階につい先ごろ設置されたもの。そうこのビル、実は幕末に江戸城を無血開城するために行われた「西郷隆盛と勝海舟の会見」の場所、薩摩藩屋敷跡に建っているのです。このパネルの構図の絵は、きっとみなさんご覧になったことありますよね。ビルの前には、隆盛の孫、西郷吉之助が書いた碑も立っています。そしてビルの裏側、本芝公園のあたりは、かつての「芝雑魚場(ざこば)」。「芝エビ」が揚がった河岸で、落語の人情噺「芝浜」の舞台になったところです。

 なんとも粋な場所じゃありませんか。江戸の端唄に「芝で生まれて神田で育ち 今じゃ火消のあの纏持ち」という文句があるように、チャキチャキの江戸っ子が今にも出てきそうです。つい最近「自称・表参道の住民」に「児童福祉施設なんか田町に作ればいい」と言われたとかなんとかも、「上等だ、ドンとこい」って感じですね(笑)

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