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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】患者にとって「最良の治療」で膵がんに挑む 帝京大学医学部附属病院肝胆膵外科准教授・和田慶太さん (2/2ページ)

 診療姿勢の柱となるのは、セオリーにこだわることなく、その患者にとって最良の医療を考え、実践すること。

 「抗がん剤だって、使用量を少なくしても効果が得られるなら無理して最大量を使う必要はない。副作用とのバランスを考えて、その人にとっての適正量を使うべき。地味な作業ですけどね」

 効果と安全性を“患者別”に追求した医療を、膵がん治療の場で実践する。その誠実な診療姿勢に外科医仲間からも厚い信頼が寄せられている。(長田昭二)

 ■和田慶太(わだ・けいた) 1971年、東京都生まれ。96年、帝京大学医学部卒。2002年、同大学院修了。03年、米留学(バージニア・メイソン病院、メイヨークリニック、カリフォルニア大学ロサンゼルス校)、06年、帝京大学医学部外科助手・医局長。その後同助教、講師を経て16年から准教授。日本外科学会専門医・指導医、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医・評議員、日本消化器学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医、他。趣味はゴルフ。

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