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【板倉あつし 菜湯紀】長崎県雲仙市『雲仙温泉郷』 美食の宿「東園」の「島原半島味自慢」

 長崎県雲仙市雲仙温泉郷、美食の宿「東園」の自家源泉は東園源泉。源泉温度は55度、PHは2.9の酸性。加水加温循環濾過(ろか)消毒のない正真正銘の源泉かけ流し。その泉質は単純酸性温泉だが、雲仙温泉ならではの白濁で硫化水素臭の強い湯でなく、薄茶色のさらりとした肌触り。雲仙湯治の仕上げの湯に適しているようだ。

 おしどり湖と雲仙連山を望む絶景の浴室は、男女それぞれに熱湯の檜浴槽と、ぬる湯の大浴槽、露天風呂があり、温度別の浴槽巡りで自律神経のバランスを整え、湯冷め知らずとなる。天然の化粧水成分と言われるメタケイ酸(50ミリグラムで保湿に有効)の含有量が240ミリグラムもあるので美肌効果も抜群だ。

 京都、大阪、福岡で和食と寿司の修業をしたという井上司料理長の手による夕食は「島原半島味自慢」。珍味の長芋イクラのせは、長芋の刻みとすりおろしが混ざって楽しい食感。島原半島の彩り八寸はタコ旨煮、さっぱり芽生姜、梅ジャコ、海老芝炊き、アワビのやわらか煮、からすみ大根と料理自慢の宿ならではの美味ぞろいだ。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■雲仙温泉郷「東園」 長崎県雲仙市小浜町雲仙181。0957・73・2588。平日2人1室1泊2食2万2680円~。詳細はWEBで。

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