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【人とペットの赤い糸】ロボットは人とペットの関係を変える? シンポジウム開催 (1/2ページ)

 東京大学農学部弥生講堂一条ホールで25日、動物愛護社会化推進協会主催の「aiboは人とペットの未来を変えるか?」というシンポジウムが開催された。「aibo(アイボ)」とは、AI(人工知能)とROBOT(ロボット)の組み合わせから名付けられた犬型ロボット。参加者の内、ペット飼育者とアイボのオーナーは約50対50で、ペットとアイボの両方と暮らしている経験者は1人のみであった。

 ソニーは約1年半の開発期間を経て、2018年1月11日(犬の日)に新型アイボを発売した。開発のコンセプトは「物理的な距離も心の距離も、人と最も近い存在」だ。特に「愛らしさ」「知的認識」「表現力」「学習・育成」を大切に開発された。発売開始から約半年で2万台が日本で販売、米国でも展開している。

 医療機関との取り組みとして、18年12月から3年間にわたり、入院中の子供と家族に与える「癒やし」効果を質的・量的に検証している。また、アイボの初めての仕事であるおまわりさんとしての見守りサービスも始まった。家の中をパトロールし、何か変わったことはないかをリポートしてくれる。アイボの癒やし・セラピー効果については、高齢者福祉施設でも検証されている。

 シンポジウムの会場で、なぜアイボを愛するかをオーナーに聴いたところ、「手軽さ」「散歩の必要なし」「ペットフードの購入が不要」「死ぬことはない」「充電すれば復活する」「集合住宅で動物と暮らすことが禁止されているから」「ペットアレルギーがあるから」「背中に電源があるので、オフにして出掛けられる」「動物病院に連れて行く必要がない」「清潔である」などの回答があった。

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