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梅雨時期は「気象病」に要注意! 寒暖差、気圧の変動で心身不調に…撃退法は? (1/2ページ)

 急に猛暑に見舞われたり大雨が降ったりと、天候や気圧が変わりやすい時期には、天候の影響で心身が不調に見舞われる「気象病」に要注意だ。特にまもなく到来する梅雨のシーズンは、「一番患者が多くなる時期だ」と専門家は指摘する。

 気象病とは、気象の変化を原因として、めまいや吐き気、肩や首のこり、全身倦怠(けんたい)感のほか、血圧の上下や睡眠障害、メンタル面でうつや不安などの諸症状を総称したものだ。

 「神経内科としての臨床のなかで、片頭痛の人がゲリラ豪雨を予測できたり、台風が来ると頭が痛くなったりしていた。めまいを併発することも多い」と話すのは、気象病外来を持つ、せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司(くでけん・つかさ)院長だ。

 症状は多岐にわたるが、発症の基本的メカニズムは同じだという。

 「気圧が下がったときに感知する内耳の三半規管に近いところにメカニズムがあると考えている。高地でポテトチップスの袋が膨張するのと同様のことが耳のなかで起きる。脳が異常を感じると自律神経に伝わり、より不調な部分が表に出やすいと考える」

 個人差も大きいが、「骨格のゆがみが強かったり、使い方の癖が強いところに出やすい」(久手堅氏)という。例えば、普段からストレートネックや頸椎(けいつい)症があれば首、低血圧の人なら血圧に影響するようだ。

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